仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい【本の感想】

仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい【本の感想】

私なりの捉え方、感想を交えながら、新たな気づきなどについて書いています。体系的な書評・レビューや要約ではありません。本に載っていることでも、それまで知っていたことは書いてない部分もあります。

読むだけの本はインプットではなく、「ゼロプット」。書くことが大事なのでアウトプットします。

 

本の目次

第1章 人生の9割は「アウトプット」の順番で決まる
第2章 「何を知っているか」より「どう伝えるか」が勝負を分ける
   【話す】【書く】アウトプット術
第3章 五感を使った「行動」こそが人生を変える
   【行動】アウトプット術
第4章 「何を知っているか」より「誰を知っているか」が武器になる
   【人脈】アウトプット術
第5章 お金は「いくらもっているか」より「どう使うか」でレバレッジをかける
   【お金】アウトプット術
第6章 最大のアウトプットは「自分の見せかた」
  【見た目】アウトプット術

 

 

インプットはゼロプット

まず印象に残ったのがこの言葉。

心理学者のヘルマン・エビングハウスの「忘却曲線」を引用しつつ、人間は覚えた時をマックスとして、20分後にその半分を忘れてしまう。と述べています。

えっっ(・。・)

20分で半分って、凄くないですか^^;

確かに、インプットはゼロプットと言いたくなる気持ちも分かります。

 

著者は、仕事と人生を好転させたければ、成功したければ、インプットではなく、アウトプットから先にしなさい。と強く説きます。

 

また、「1万時間の法則」も上げられていました。

何かひとつの分野で一流になるには、最低1万時間が必要であるという考え方です。

100時間取り組んで3流。

1000時間取り組んで2流。

10000時間取り組んでやっと1流。

だそうです。

 

仕事に10時間費やしている人は、3年続ければ一流が見えます。。。。と述べられていますが、それって、無休で毎日残業ですよね(笑)

普通の人だと4年はかかるかな。

そこで、「なんだ。じゃあ、俺一流じゃん」と思ったあなた。

あま~い^^

 

この時間は、アウトプットの時間限定で。という条件があります。

セミナー講師をする。プレゼンをする。商談で伝える。試合に出る。などなど。その時間で考えると、、、、

私を含め、皆さん、アウトプットの時間ってすっごく少ないですよね^^;

一流って簡単じゃないんだ。ははは。

 

タイムマネジメント

 

例え話がこれまた納得。

料理の本をいくら読んでも実際に料理をしたことがなければ料理上手にはなれない。一生料理できるようにはならない。

「その通りです!!」

 

ビジネスはフィードバックが大事

ビジネスは、

インプット→アウトプット→インプット→フィードバック

で考えることが重要とも説かれていました。

最初は、最低限のインプットをし、アウトプットをする。そして足りない部分をインプットし、最後に見直して自分自身にフィードバックする。

とのことですが、他者からのフィードバックも大事ですね。

 

日本人は、ついつい慎重派で完璧になってからやろう。と思ってしまいがち。勇気が出ないんですよね。

私も。セミナー講師で緊張すごくするのは、その完璧主義が原因です^^;

 

あるセミナー講師の例も紹介されていました。

30分のセミナーを1日20回行っていたそうです。例えお客さんが1人しかいなくてもひたすら喋った。

4ヶ月ほどで1000時間で2流を達成。3年後には、本当に一流のセミナー講師になっていたそうです。

 

営業が苦手ならば、営業の本を買う事ではなく、スマホを自撮りモードにして、毎日10分営業トークをして、自分にフィードバックすること。

なるほど。。。

 

 

相手を動かして初めてアウトプット成功

伝えるには、4つのステップがある。

  1. 伝える
  2. 伝わる
  3. 相手の心が変わる
  4. 相手の行動が変る

これが本当の「伝える」である。

相手の行動を「アウトプット」まで持って行けて初めて、伝えられたことになる。

 

講師として考えてもそうですよね。研修をして、「素晴らしいお話でした」と言われるのがゴールではなく、そこからの行動変容が起こって、その人が幸せになって初めて成功です。

うんうん。

 

人はエモーション(感情)で動く

人を動かすには、エモーショナルな要素が欠かせません。感情を動かすのです。

感情を動かすには、共有・共感が大事です。

 

知らないサラリーマンに「頑張れ」と言われても響きにくい。

けれどもイチロー選手に「頑張れ」と言われたら響く。その違いを著者は、これまでイチロー選手が努力して来たストーリーを知っているからだと言います。

確かに。

相手の感情を刺激するには、ストーリーを入れる必要があるのです。

 

人を動かすには2W1Hで良い

なるほど。と思いました。

「何を、なぜ、どのように」で十分だと言うのです。

「なぜ」英単語をたくさん覚えているビジネスマンは年収が高いのか。

「なぜ」筋トレをしている人は仕事ができる人が多いのか。

 

確かに、こういう文脈でブログなどが掛かれていたら、行動を変えようと思う人が現れそう。

 

具体的に伝える習慣を付けよう

ハワイ旅行に行って来ました。

で、終わるとつまらないですよね。会話も相手が聴き上手じゃないと弾まなさそう。

 

そこで、ハワイのどこに行ったのか。何泊何日で行ったのか。誰とどこに泊まって、何に感動したのか。という「具体的な話」を8割はすべきで、抽象的な話は2割にとどめることが大事だそうです。

聴き手にストーリーを想起させるためなんですね。前述のエモーショナルと繋がります。

 

アウトプットしない読書はゼロプット

そう。最近私が読んだ本の感想を書いているのは、これが原因です(笑)

こちらの本に限らず、色々な方が言われています。読むだけではだめだと。

読書は、必ずアウトプットを前提に行う。しかも人に話す、ブログに書くなど公開でアウトプットをすることが絶対に必要と言われています。

 

会議室

 

伝え方のテクニック

現在・過去・現在・未来で話す。

いま成功している人がいかに成功しているかを語っても嫌味と感じられます。

そこに過去の苦労体験や上手くいかなかった経験が語られると、共感を生みます。

そして、どんな未来に向けて頑張っているのか。また、聴き手の未来にどんな影響を与えられるのかを話せば、人は惹きつけられます。

また、「こだわり」を伝えるのも大事です。

自分のブランディングになります。特色ですね。

 

周りの人を成功させることが人脈づくりになる

異業種交流会に参加しても意味がないと言われています。

それよりも周りの人のためになることをする。周りの人を成功させることこそが、一番の人脈作りになると言われていました。

 

アダム・グランドの書いた「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代」の事にも触れられていましたが、様々な本を読んでも、同様のことが言われていますね。

欲しがるより。与えること。与える人こそ幸せになれる。

自分の人生でも、生活に困っていたりして、仕事が欲しい。って思ってる時は、商談上手く行きません。

余裕。相手の幸せを願う気持ちが大事ですね。

 

 

できるかを考えて立ち止まるのではなく、すぐ行動に移す

「愚か者は先延ばし、賢者は直ちに取り掛かる」という格言が引用されていました。

また、フランスの哲学者、モンテーニュも

「いつかできることは、すべて今日でもできる」

と言っていたそうです。

 

自信がない。とか、不安だ。と言った理由で、やりたいこと。やらなければならないことを先延ばしにするのではなく、「今すぐやること」これが大事。

逢いたい人がいたらすぐ会いに行く。

チャンスだ。と思ったことはすぐ行動する。

 

ほんとそうですよね。

小さなことですが、つい最近も友達に「逢いたいね」と言われて、すぐランチの約束をして会ったら、

ラジオ出演のオファーがあり、初ラジオ出演を2回もしました。

しかも私のライフワークの高知の教育の変革についても話す機会をいただきました。

行動大事^^

 

見た目は人間にとって最大のアウトプット

この見出し。ドキッとしますね。

プレジデントにも、ファッションを意識する人としない人では生涯年収が3千万違う。という記事が掲載されていたそうです。

見た目という「アウトプット」を意識すれば年収は上がるそうです。

ビジネススキル × 見た目 で、パーフェクトを目指そう。

と説かれていました。

 

小さなことですが、最近ここ1ヶ月で2.5キロほどの減量に成功しました。

「カロリーマム」というダイエットアプリを使い始めたからです。

運動してもしても痩せなかったのですが、カロリー収支が自動計算されることは、手軽で見える化による、意識化も素晴らしく、着実にムリなく痩せています。

しかも栄養バランスや食品摂取バランスもグラフ化されるので、バランスよく食べることが自然にできています。

めざせ49キロ^^!

 

まとめ

とにかく「アウトプットが大事!」

読むだけの読書は、「ゼロプット」アウトプットしましょう!!

 

 

著者について

金川顕教
経営コンサルタント、ビジネスプロデューサー、投資家、事業家、作家。1986年、三重県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。大学在学中に公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立。

 

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