疲れない体をつくる疲れない食事【本の感想】
私なりの捉え方、感想を交えながら、新たな気づきなどについて書いています。体系的な書評・レビューや要約ではありません。本に載っていることでも、それまで知っていたことは書いてない部分もあります。
読むだけの本はインプットではなく、「ゼロプット」。書くことが大事なのでアウトプットします。
まず感じたのが、管理栄養士さんではありますが、大学の先生ではないからなのか、統計データや論文などの引用が少なく感じました。統計データの用い方が、??と思う点もありましたが、、、
とにかく明るく元気よく繰り返し、「ご飯を食べよう!」そうすれば、「痩せる」「元気になる!」と述べられているように感じました(^-^)
PRE LESSON 「心と体の疲労」「メタボ」を一気に解消する「ストレスオフ」食事術
粗食・カロリー制限・糖質制限など、我慢させる食事法が流行っているが、糖質を制限する食事では、老後の体調などに影響が出るばかりか疲れやすくなってしまう。
脳は、全消費エネルギーの20%~24%も使っているとも言われる。脳のエネルギー減の主体は、糖質。どんな糖質をどれだけ取っているかが重要。
糖質不足が慢性的に起こっていると脳を始めとする老化が起こる。
自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)を整えるために、咀嚼(リズム運動)、セロトニンを多く作りだせるようになることが大事。
セロトニンの原料となるのは、肉や魚などのタンパク質が含まれる食品だが、「ご飯」もタンパク質が含まれることが意外と知られていない。
雑穀米だと消化吸収に良い作用をするミネラルが豊富で、糖質の吸収も緩やかなので、理想的。
セロトニンが増えるとストレスが緩和されるだけでなく、夜になると睡眠を誘発するメラトニンに切り替わるので、睡眠にも良い。
ご飯を食べて、味噌汁や魚などを食べる「和食」が最強の食事。
欠食で体を飢餓状態にせず、3食ちゃんと食べる。ご飯をモリモリ食べる。
私も糖質をカットしていたのですが、これを読んでご飯をしっかり食べるようにしました。ただ雑穀米です。そして、具沢山のお味噌汁とおかず少しで、野菜・炭水化物・タンパク質のバランスをとるようにしました。
ただ、本に書いてあるほど沢山ご飯を食べてはいませんが、普通の女性の糖質量をダイエットアプリで計算して、その量を食べるようにしました。脳疲労や疲労感解消に良いかもと思って。
ダイエット中ですが、もっと厳しく制限していた時と同じペースで体重は落ちています。多分、雑穀米なのが良いと思います。
LESSON1 制限する食事から、基本に立ち返る「原理原則」食事術
美味しいと思って食べることが大事。耐えるような食事では健康にならない。
減塩してもストレスがあれば、血圧が上がることもある。無理な減塩より美味しく食べよう。
LESSON2 仕事の生産性が高まり、しかも太らない!「ごはん中心」食事術
糖質制限では、脂肪より筋肉が落ちてしまう。
糖質不足の時に、脂肪を分解して脳のエネルギーを確保するシステムがあるが、これはあくまでも「飢餓」に備えるシステム。平常に使うことは負担が掛かって良くない。よく聞く「ケトン体」というやつですね。
もうひとつ、糖質不足を補うために、糖新生という仕組みもある。これは筋肉を壊して糖を作り出すもの。糖質不足であれば、筋肉が細る。もしくは、体に変に負荷がかかるということ。
糖質でも何を摂るかが大事。パンなどより糖質の吸収がゆるやかなご飯がお勧め。
また、パンや麺類は、概ね油と一緒に摂取するなどカロリーが不用意に高くなりがち。ご飯の方が腹持ちも良く、消化吸収にもエネルギーを多く使う。
カロリー不足では上手く痩せられない。消化吸収にもエネルギーを多く使う。良質なものをカロリーオーバーになり過ぎない程度、しっかり食べて、元気に痩せる。エネルギーが不足しすぎると、省エネモードになる。しっかり確保されると体は燃焼モードになる。
男性の場合、1日お米2合を目標にするようにとのこと。
なかなか。。。。ですね(笑)
ご飯をモリモリたべて、おかずでカロリーオーバーにならないように、和食的な食事にするように。と。油を摂り過ぎないように。と。
LESSON3 お米の最強パートナー! 簡単「みそ汁」食事術
タンパク質も摂取できる味噌汁をご飯のパートナーに!具沢山味噌汁にすれば、野菜もたっぷり摂取できる。後は、お魚などたんぱく質を摂取すれば、ほぼ完成。具沢山味噌汁なら、一汁一菜で良いと勧めます。
このスタイルだと、経済的でもあると言います。確かに。
お買い物するものが減ります(笑)
もっというと、私9月の8日から「カロリーマム」というアプリを使って、食事を記録しているんです。
カロリー収支、1日の糖質量、体重の変動、栄養摂取量(1日分に足りてるか)などがグラフ化されるんですが、これ楽しくて。手軽で。1ヶ月で2キロ痩せました。
あんなに運動しても一切痩せなかったのに(笑)
ご飯を食べることにしたのと、カロリーマムでカロリー計算しているので、あんまりおかず作り過ぎなくなりました。だって、ご飯3食食べたら、おかずいっぱい作ったら、カロリーオーバーになるんですもん。
でも、ちゃんと1日の終わりには、カロリーマムを見ると、タンパク質もばっちり取れてる。これはやっぱり私は「雑穀米」をチョイスしているのが良いと思います。
この本にはバリバリご飯の勧めが書いていますが、江戸時代?白米が食べられるようになって、ビタミン不足の脚気が流行りましたよね。
白米は、糖質の吸収も急速ですし、私は「雑穀米!」しかないって思ってます!
LESSON4 運動なしでメタボが改善!「シンプル」生活習慣術
食べる量は減らさず、ご飯を増やしてその分おかずを控える。これで代謝が上がり痩せやすくなる。
食事は運動。ご飯をしっかり食べることで消化のために腸が動き、代謝もあがり、活性化する。
無理な運動よりも、階段を使う。仕事の移動で速足であるくなどちょこちょこ運動をする。
とにかくよく噛む。咀嚼する。
LESSON5 できるビジネスリーダーが実践する「脳が喜ぶ」食習慣術
普段シンプルな食事をしていれば、たまに飲み会などで食べ過ぎても太らない。
我慢してストレスをためるより、たまにはご褒美でストレスなく痩せる。
一番の贅沢は、よく噛んで味わって、美味しいと思って食べること。
私は、これを読んでいて、マインドフルネス(今ここに集中する瞑想法)の、食べる瞑想を思い出しました。確かに、世界のトップ経営者達が実践するマインドフルネス。今に集中して喜んで食べる。大事ですよね。
食事中は、スマホもテレビもオフにして、マインドフルネスで。
ご飯をしっかり食べていると甘い物を少しくらい食べても大丈夫。日頃糖質飢餓になっていないので、吸収もゆるやか。また、ご飯をしっかりと食べていると、甘い物やジャンクフードをあんまり体が求めなくなります。
確かにこれは私も感じます。甘いものとか脂っこいものを欲するのが減りました。
LESSON6 職場で実践! たちまち業績2倍の「プロジェクト」食事術
食事改善は、最高の働き方改革、健康経営推進になる。
チームで3食食べる。お勧めランチを探す。などゲーム感覚で取り組んでみよう!
<著者について>
柏原ゆきよ(かしわばら・ゆきよ)
(一社)日本健康食育協会代表理事、管理栄養士。
(一社)食アスリート協会、(一社)日本こども成育協会、
(一社)ストレスオフ・アライアンスなど複数団体の役職を兼任。
◎企業の健康管理室、健康保険組合、医療機関、介護施設、アスリートやモデルなど4万人以上の食サポートの経験を通じて「疲れない食事」メソッドを開発。
◎全国およびNYなどでの講演は2,000回を超え、経営者をはじめビジネスパーソンのパフォーマンスを上げる食提案に定評がある。
◎健康と食の専門家「健康食育シニアマスター」を全国で育成し、健康経営を軸とした企業ブランディングのプロジェクトを複数推進している。
◎2008年より定食屋チェーン大戸屋での食育プロジェクトにて業績アップに貢献。
◎著書に『お腹からやせる食べかた』(講談社)、『10日間で人生が変わる食べ方』(学研プラス)などがある。
柏原ゆきよ公式メルマガ、YouTube「ゆきよチャンネル」も好評配信中。
以上。感想でした。
私、本を読む時、めっちゃ付箋だらけにして読むんですが、こちらの本は付箋が付きませんでした(^-^)
つまりは、私にとっては強いインパクトはなかったのですが。
ご飯を控える食事を止める機会になりました。雑穀米(雑穀多め)をしっかり噛んで食べる。和食や魚の日を増やす。野菜をしっかり食べて、糖質の吸収を穏やかにするなど自分なりに工夫して取り組んでみます。
益々元気になると良いな(^-^)
改めまして、こんにちは(^-^)
「キャリアカウンセリングを通じて笑顔花咲く未来を創る」
をモットーに活動している、四国、高知県の山脇文子です。個人~企業まで、コンサルタント・研修やセミナーの講師として出逢った方々が笑顔になるお手伝いをしています。
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