カウンセラーレター【高ストレス者面談】

カウンセラーレター【高ストレス者面談】
労働者が50人以上の事業所では、ストレスチェックが義務化され、そろそろどちらの事業所でも2回目の実施を終えているはずです。
私の顧問先でもストレスチェック後の対応のご相談が増えてきました。高ストレス者は、自分が高ストレスに該当するというお知らせを見て「どうしよう?」と思われます。もちろん、医師面談を受ける方法や窓口なども同封されていますが、「迷い」が出るのですね。
そこで「心配だけど受けない」という選択をする方もいれば、管理職との関係性が比較的良ければ「どうしたら良いでしょう?」と上司に相談なさる場合があります。
「管理職の方々に質問です。部下からそのような相談が来た場合、どのように答えたら良いかお分かりですか?」
対応を誤ると安全配慮義務の面から見ても問題です(事業所には労働者の心身の健康の増悪防止に努める義務があり、それを履行するのは「管理職」です)。
例えば「医師面談はちょっと。。。。大袈裟じゃない。私が悩みを聞くわ。」などと、医師面談を妨げるような応対は良くないと私は考えます。
「本人が」医師面談はちょっと。。。と考えるなら良いのです。それは管理職が決めることではありません。労働者には、高ストレスの場合、医師面談を受ける権利があるのです。
医師面談もOK。山脇のような心理職にまず相談してみるのもOK。管理職が話を聞くこともできる(ただメンタル不調のチェックが行える面談スキルがないと見立てはできないです。)。と示し、本人が選ぶのも構わないと思います。
ポイントは「医師面談を妨げてはいけない」だと思います。
また、山脇のような心理職の面談をご希望の場合には、ストレスチェック後の結果シートをお持ちください。
申し遅れました。四国高知の人と心のコンサルティング「トラスティ」代表で産業カウンセラー・国家資格キャリアコンサルタントの山脇です。人や心の問題でお困りの経営者・人事労務担当者の皆様、お気軽にご相談ください。
結構ストレスチェック後の対応にお悩みの企業様も多いので、今月のカウンセラー通信(毎月定額顧問契約企業様に配布)は、「ストレスチェック後どうしたら良いの?」にしました。
複数社のカウンセラー通信を発行していますが、その内1事業所様の通信を引用します(^-^)
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【ストレスチェック後どうしたら良いの?】
やまもも学園の皆様、こんにちは(^-^) 12月といえば、忘年会とクリスマス。素敵な1年の締めくくりとなりますように。
さて、私は複数の企業や団体などにカウンセラーとして訪問し、カウンセリングを行っています。今年も後半になり増えて来たのが「ストレスチェックに関するご相談」です。
まず、ストレスの仕組みは、右の図で表されます。ストレス全てがいけない訳ではありません。
むしろ「チャレンジや成長」の機会にはあるものです。良くないのが、強いストレスが長く続くことです。
人間にはストレスを跳ね返す力が備わっていますが、強く長いストレスを受けると、跳ね返すことができなくなってしまいます。それがメンタル不調などの状態です。
国の統計では、労働者の6割を超える人が「仕事上の強いストレス」を感じているそうです。しかし、メンタル不調に至る方は職場の過半数ではないのは「ストレス耐性」があることがまず一つです。
仕事上のストレスは「量」だけでなく、「自分の裁量がどの程度あるか。自ら計画できるのか。やり甲斐。」なども関係します。家族や職場の上司・同僚などのサポートも軽減に影響します。
高ストレス判定が出た場合、どうしたら良いのか分からないというご相談がありますが、心配であれば医師面談をぜひ受けてください。
基本的な仕組み(組織により異なる場合もあります)では、個人のストレスチェック結果は、事業主側は知りません。医師面談に手を挙げると医師は面談を実施し、就業上配慮が必要であれば事業所に対して配慮を促します。
医師面談内容に関しても通常就業上必要な範囲内の共有です。また、医師面談の申し出を理由とする不利益な扱いは禁止されています。
医師面談は敷居が高く行きたくないけれども「高ストレスになったから心配だ」逆に「ストレスが強いのに低くなってしまって納得できない」など、疑問やお悩みを相談したいがある場合は、私の月1回のカウンセリング訪問日にご予約いただき、ご相談いただくこともできます。
他県で産業カウンセラー協会の「ストレスチェック面談者養成講座」を受講しており、ストレスチェック結果シートを見ながらの面談訓練も積んでいます。
ぜひ、ストレスチェック結果についてのご相談の際には、「ストレスチェック結果シート」をお持ちください。シート無しでも可能ですが、単純に「ストレス点数が〇点だった。なぜでしょう。」というご相談よりも、シートを見ると、・仕事の負担(量や質)・身体的負担・仕事のコントロール度・働き甲斐・職場内の支援度・心理的なストレスの反応・身体的なストレスの反応 など、各内容が何点かによって、「この部分は大丈夫そうだけれど、この部分にストレスを感じているようだから」ということで、その理由や対処法のご相談がしやすいです。
【次回カウンセリング日】〇月〇日(〇)〇時~〇時 〇〇幼稚園
【申し込み方法】カウンセリングをご希望の方は、事務局、園長先生など管理職にお申し出ください。希望者がいない場合には、全職員様対象で順次カウンセリングを行います。プライベートや「キャリア」についてのご相談など幅広く対応しています。そのような方式のため、カウンセリングを受けている人=不調者とはなりませんので、お気軽にお申し出ください。
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カウンセラー通信引用終わり。
企業を始めとする、メンタルカウンセリング・キャリアカウンセリングのご用命、離職防止や職場の人間関係向上、モチベーションアップなどに関する研修のご依頼は、四国高知のキャリアコンサルタント・産業カウンセラー 山脇文子まで(^-^)
個人の方のご相談は、対面は高知市内。オンラインカウンセリングは全国承っておりmす。
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